MobilPentium3 900MHz
Core Voltage 1.7V/1.35V
|
Thermal Design Power 30.7W
|
+3.2W |
MobilPentium3 850MHz
Core Voltage 1.6V/1.35V
|
Thermal Design Power 27.5W |
+1.6W |
MobilPentium3 800MHz
Core Voltage 1.6V/1.35V
|
Thermal Design Power 25.9W |
+1.3W |
MobilPentium3 750MHz
Core Voltage 1.6V/1.35V
|
Thermal Design Power 24.6W |
+1.6W |
MobilPentium3 700MHz
Core Voltage 1.6V/1.35V
|
Thermal Design Power 23.0W |
+- 0 |
こう見るともともとはPentium3に比べ発熱量が少ないCeleron750MHz(*1)が実装されていたわけで、ターゲットとなるThermal
Design Power は24〜26W程度と推測できます。
(*1 Celeronの方がL2キャッシュが少ないのでそれだけトランジスタ数も少なく、結果消費電力も押さえられるため)
となるとやはり850MHzでは少々オーバーなのでははないかと考えられるのです。
このQR3の最終モデルもCeleron850MHzで、これ以上のCPUも供給されていたわけで、戦略云々というのもあるかもしれませんが、設計自体もかなり限界にきていたと考えざるおえません。
ただ、このテストを行っていたのが残暑厳しい9月前半でしたので、冬になればそれほど気にならなくなるかもしれませんが。
●まとめ
ということで、私のマシンには最終的にMobil Pentium3 800MHzを搭載することにしました。
上記の様に850MHzも捨てがたかったのですが、残暑厳しい時期でしたので、静音性を考慮してこの結果になりました。
パワーアップ後は使っていてキビキビ感もアップし、テストでも性能向上が見られるので、自己責任になってしまいますが、チャレンジしてもおもしろいかもしれません。